* 単行本(ソフトカバー) 椎名 篤子 集英社 ¥533
 
「親不孝」って言葉、ありますよね。
反抗とはいかないまでも、反論したら「親不孝者!」で片付けられてしまう人もいるのではないかと。(※うちは違います
なんだかスッキリしない気持ちになると思います。
 
じゃあ逆に「子供不幸」とかってないのかなー って思って。
 
子供は親が好きです。
好きとかいう以前に、生きていくには親がいないとだめだと思ってるから、
親に置いていかれまいと、必死に好かれようと努力をします。
 
それは本能と呼んでいいのでしょう。
 
また、親の方だって、子供が好きです。愛しています。
自分がいないと死んでしまうのを知っているから、
その弱さ・脆さから優位を感じ、それが愛に繋がるのだ という人もいますが。
深く考えるまでもなく、愛しているということ自体がやはり本能なのでしょう。
 
人間社会というのは、
古代からそれぞれの個人の関係は単純なものではなかったと言えます。
そしてそれは時代が進み、社会が大きく発展していくにつれて複雑化していきました。
 
そんな社会に直接関わりながら生きているのは、大人たちです。
当然ながら、大きなストレスを抱える人も少なくありません。
それは私たちも知っている事実です。
 
古くから縦社会であった日本のような国 ―国に関わらず、多くの大企業は縦社会であると推測できますが― では、そのようなストレスをその集団の中で発散させることがあまり容易ではありません。
そのような場合、趣味などで発散させるのが一番好ましい方法だと思えます。
趣味がない人・発散させる時間が持てない人のストレスは何処へ向けられるのか。
 
その集団以外の、一日のうちで最も過ごすところ。
その中でも、一番立場や力の弱い存在へと。
 
 
そうした子供の多くは気付かないままに育ち、
やがて家庭をもち、自分がそうされたのと同じように育てるのです。
かつての自分と同じように。
 
 
人は、自分が育てられたようにしか子供を育てることができないそうです。
私は…

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